Skip to main content

1950年代の理髪店のタイムレスなスタイル。そして今も尚、その精神を継いでいる創始者、ウィリー・“アッパーカット”・オ・シアにインスパイアされたUppercut Deluxe(アッパーカット・デラックス)は、モダンでありながら正統派なメンズグルーミングを提案します。オーストラリア発のブランドで、製品には最高級の素材のみを使用。サロンブランドの華々しい装飾は必要ない。無骨で男らしいな高級グルーミング製品を提供します。

Uppercut Deluxeはルーク・ニューマンとスティーブ・パーセルのクリエイティブな頭脳、情熱、ハードワークをもって創立されました。2人はバーバリング、サーフィン、スケートをこよなく愛する幼なじみです。

ニューマンがバーバリングに目覚めたのは、学校を卒業して友人と一緒にオレゴン州のポートランドに滞在しながらスケートパークを建設している時でした。滞在期間中に住んでいた家のすぐ近くに、雰囲気のある昔ながらの理髪店があり、その隣のカフェで毎日コーヒーを飲んでいました。毎日その理髪店を覗いては、バーバリングがいかに時代を超えて成り立っている職業で、コミュニティを育む存在であるかということに尊敬の念を抱いていたニューマン。彼はバーバリングは一生続けられる仕事だと思いました。オーストラリアに戻ってから見習いをできるところを探し、そこからが彼のバーバリング人生が始まったのです。

パーセルはバーバリングを始めて13年。始めたきっかけは学校が嫌いだったからで、父親に「学校へ行かないなら仕事をしなさい」と言われたからでした。スティーブの兄が髪を切りに行った理髪店でたまたま見習いを募集していました。スティーブはそのチャンスに飛びついて、学校の教科書を捨て、バーバリングをやってみることに。幼いころから仲の良い祖父に連れられて理髪店に通っていたこともあり、バーバリングという仕事はたちまち彼の琴線に触れたのでした。

自分自身が誰なのかを反映するような環境で働きたい、男性が入りやすく気軽に立ち寄れる場所を作りたいという共通の思いから、2人は店を開きました。その当時、理髪業はオーストラリアでは下火になっていて、誤解されることもしばしば。スティーブは、理髪店というものや、そのカルチャーをわかっていない友達に“美容師”と呼ばれていたことを覚えています。ルークとスティーブは自身が出会った天職に誠実で、バーバリング&グルーミングが再びクールでマスキュリンなものだと認識されるようになるずっと前から理髪業というものを学んでいたのです。今、かつて自分を美容師と呼んでいた友達と笑い合う時間を楽しんでいるスティーブ。友達は今ではお気に入りの理容師にカットしてもらうのを長蛇の列に並んで待っています。

Uppercutは店の雰囲気に合わない,エッジが無いプロダクトを使っていたことへのフラストレーションから生まれました。男性自身ではなく、その奥さんをターゲットにしたデザインのものばかりで、それが2人を奮起させたのです。彼ら自身が使い、自信をもって勧められるものを作ろうと考えたのです。一年以上にわたって2人はケミストと一緒に様々な調合を試しました。そして納得のいく初の製品として生まれたのが「デラックス ポマード」なのです。

Uppercut Deluxeは2人にとってはバーバリングへの愛の結晶ともいうべきもの。そしてユニークなのは、代表である2人自らが製品を毎日使っている理容師であり、男性が一生使えるような時代を超えた製品を作ることに常に挑戦していること。一生使える、つまりはエッセンシャルなグルーミング製品であるということです。

ブランド名はニューマンの祖父であるウィリー・オ・シアに由来します。ウィリーは大恐慌時代にオーストラリアで地方巡業をしていたジミー・シャーマンのボクシング一座に所属するボクサーでした。彼のニックネームである“アッパーカット”をブランド名に入れたのは、まさにうってつけ。ウィリーはとても厳しい環境で育ったタフなおじさんで、モットーは「a hard beginning maketh a good ending(始まりが困難であれば、終わり良し)」。まさに名言です。

楽しい時間を過ごすにはそれなりの対価を支払うべき。世界中で高まる需要と共に、Uppercut Deluxeはウィリー・“アッパーカット”・オ・シアが生んだ企業理念、「困難な始まりは、良い終わりをもたらす」を守り続けてきました。ウィリーの遺志はUppercut Deluxeを通じて引き継がれ、今日も生き続けています。最高級の製品を作り続けることにコミットし、ノックアウトなルックを提供します。