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『CHESS CLUB(チェスクラブ)』、AFENDSオリジナルの“201チェスパンツ”へのトリビュートとして、才能溢れる長年の仲間であり、アイコニックなボトムスを販売するBrick + Mortar Supplyのオーナーであるブレンダン・パークスとのコラボレーションにより生まれたコレクション。

AFENDSのベストセラー、201 チェスパンツが大好評につき復活。今回は、チェスパンツを軸にして、コレクションを丸ごと捧げました。カプセルコレクション、『チェスクラブ』はサステナブルなヘンプ素材を使用し、アイコニックなパンツ、ジップアップシャツ、サム・オクティガンのアートワークを施したグラフィックTシャツ、そして遊び心あるアクセサリーで展開します。ストリートウェアのスタイルからインスピレーションを得て、ブレノのチェスへの愛とレジャー&コンフォートへの情熱を融合したコレクションが、ソファでも路上でも気軽に着こなせるスタイルを提案。先日、チェスについて、パーフェクトなボトムスの秘訣、Brick + Mortarのこれからなど、ブレノにたっぷりと話を聞くことができました。

Q メルボルンにある店舗、Brick + Mortar Supplyについて聞かせて?未来の展望についてもぜひ。

Brick + Mortarはプラーランのグラビル通りにある路面店。元々はAFENDSのコンセプトストアだったのが、2013年に再建されて今のBrick + Mortarになったんだ。8年間、どっぷりこの世界でやってきて、怖さはあえて呼び起こさずに新しい世界を見据えて、新しい未来像を描いているよ。Brick + Mortarは、将来的に打つための強力なチェスの手をいくつか用意しているんだ。店舗としてすでに知られていることを拡大していて、ボトムスの品揃えはオーストラリアで一番豊富だからね。まだまだ成長し続けて、お店にしまい込まれている商品やコラボのリリースに磨きをかけていきたい。あと、チェスクラブの屋外公開チェス大会の開催、僕たちのフルチームのライダーによるショップのスケートビデオの制作、小さなレコードレーベルの立ち上げの準備も進めてるよ。

Q 『チェスクラブ』のカプセルコレクションはブレノのチェスに対する愛と実際のチェスクラブへのトリビュートなんだけど、チェスに対する情熱はいつ芽生えた?

2017年に、それまで生まれて一度もプレーしたことがなかったんだけど、クリスマスまでの間に何度か挑戦したんだ。その日にどうやるか基本的な知識を教えてもらって、そこで火がついて以来だね。数カ月ほど夢中になってやって、2018年のサマータイムが終わるころには、仕事の後にスケートしながら近況を分かち合う時間が取れなくなってたから、それなら友達を集めてチェスクラブを始めることにしたんだ。それが、ほぼ毎週火曜日にこのショップで開催されるソーシャルイベントとしてのチェスクラブさ。数人の友達から始まった“招待制”だったものが、今じゃメルボルン中から新しい友人が集まるまでになったよ。

Q ボトムスのオーストラリア随一の豊富なセレクションを誇るブレノが思う、完璧なパンツとは?

機能性+ファッションのコンビネーションかな。Brick + Mortarには常に多機能デザインのものを置くようにしてるよ。店舗としてはワークウェアのブランドにすごく力入れてるからね。確実に信頼できて、丈夫で、流行り廃りがない。レジャーウェアもしっかり扱うべきだよね。アドベンチャーのための装備も欠かせないから。

Q このコレクションではAFENDS人気の「チェスパンツ」が復活したけど、このパンツがソファから路上まで、どんな場所でも最適なパンツである、主な特徴とは?

「チェスパンツ」が完璧なパンツである所以は、多機能で丈夫で快適だからだよ。ベルトしてスタイルアップできるし、スケートするときは内側のドローストリングでトーンダウンできるし、旅行やリラックスしたいときはドローストリングをあえて出してもいいし。夏に着られる軽さがありながら、デザイン構造を保てる重さは十分ある。どんなシーンにも合うんだよ。

Q チェスパンツは、サステナビリティに妥協することなくレジャー&コンフォートを優先してるよね。ブレノはサステナブルなファッションについてどう思う?

より持続可能な未来のために戦い続けなければいけないのは、もちろんだけど、旗を掲げている人には気を付けないと。理想を主張するばっかりで何もしない傲慢なのはダメ。グリーンウォッシュは毒があるんだ。たくさんのマーケティング担当が残業をしてる。利益のほとんどは問題から生まれるんだよ。それを知っているからこそ、ファッション業界の持続不可能な慣行は大きな問題だと思ってる。世代交代が進んで新しい人が上の立場に立てるようになって、より良い、持続可能な未来にするために決断できるようになってきているんじゃないかな。

社会的認知度もかつてないほど高まっていて、一人ひとりが知識を身に付けてサステナブルな商品を買う決断ができるようになってる。消費者のファストファッションへの購買欲がスローダウンすれば、他の企業も後に続くだろうね。企業の利益に影響が出れば一夜にして状況が変わるよ。全体的な消費が問題なのだから、サステナビリティはその大きな問題の解決策としてはベストだと思う。ヘンプとオーガニックコットンのチェスパンツを穿いて、見たい変化を、カッコよく起こせばいい。少なくとも良心は守られるでしょ。

<Credits> 
Founder of Brick + Mortar Supply: Brendan Parks
@brickandmortarsupply
www.brickandmortarsupply.com

Artist: Sam Octigan @samoctigan
Photographer: @wilhelmphilipp