WEST ADLERが住むのはLAの中心部から14マイルは有名な海辺の町、ベニスビーチ。 彼はそこで古いベンツを運転し、私たちがお腹を撫でるまでどこまでも追いかけてくる子犬たちを飼っている。彼は暇さえあればサーフィンのことばかり考えているような、BANKS JOURNALの新しいメンバーにぴったりの人材だ。
BANKS JOURNAL(以下BJ):ヴェネツィアで生まれ育ったの?
WEST(以下W):うん、いつも同じ場所にいたわけじゃないけれど。一時期はトパンガという場所にいました。
BJ:トパンガではどんな土地だった?
W:基本的に、すべての場所からちょっとずつ遠いんですよね。暑くて退屈だし、山と谷でできている土地だから、街を案内するのも一苦労なんです。サーフィンするにも、時間が限られているし。土地柄、太陽が昇る前に帰らないと、帰り道が分からなくなってしまうんです。トパンガでサーフィンするのが大好きだけど、まあ、大変な部分も多いかな。
BJ:ローカルならではの悩みだね。ベネチアに移動してからはどう?
W:最近のヴェネツィアはおいしい料理が増えたと思う!昔のLAの食べ物は…正直ゴミのようでした。そのころは想像できなかったけど、今のこの辺はちょっとした食のメッカになっていますよね。一番感謝している部分はそこかな。
(vol.2へ続く)
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