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“椅子に座っている人や、現実世界を旅する人のための夏らしいプレイリストで、アメリカのソウルフルなセレクションもいくつか散りばめられています。”

 

BJ:Beau! 会えて嬉しいよ!最近何かあった?

Beau:ヘイ!ジェレミー、同じく会えて嬉しいよ!21年3月4日に妻との間に娘が生まれたばかりなんだ。名前はルビー!健康に幸せに育ってくれていて今はとてもラッキーだと思っているよ。だから最近あったことを話そうとすると、ほとんどがルビーに関しての話になりそうだよ(笑)でも、執筆活動も続けていて締め切りに追われながら、2月に手術をした肩のリハビリもしていてね。それも順調に回復していて、もうすぐサーフィンに戻れるはずだよ。むしろ、冬の前半をノースショアで過ごせたことは良かったと思ってるよ。

BJ:本当におめでとう!君も奥さんも!今二人が一番楽しみにしていることは何かあるの?

Beau:ジェレミーありがとう!僕たちも大喜びさ。何が一番かと言われると、難しいなー。この子は一生モノだからね。僕たち夫婦にとって、旅をすることは常に大きな意味を持っているから、できるだけ早くルビーと一緒に旅をして、世界を見せてあげたいと思っているんだよね。そして、ルビーの個性を見て、彼女が何に夢中になるかを知りたいと思っているんだ。僕たちは素晴らしいビーチの近くに住んでいるから、ビーチでの撮影やナロの海岸線に彼女を連れて行くことができたら最高だよね。

BJ:パンデミック以降、ハワイはどんな感じ?

Beau: そうだなー、ハワイでのパンデミックは、(今のところ)非常にラッキーだったよ。インドネシアのどこかの島(波が良い)を除けば、世界的なパンデミックの時にこれほど良い場所はないと思う。天候にも恵まれ、全米50州の中で最も感染者・死亡者数が少ないからさ。サーフィンが禁止されることもなかった。アメリカ本土の大都市のように、閉鎖や大規模なシャットダウンもそれほど厳しくはなかったね。ほとんどの人が同じ考えを持っていたし、昨年の厳しい検疫ルールのおかげで、観光客がウイルスをそれほど広げずに済んだしね。

BJ:多忙な執筆活動を続けているんですか?

Beau:うん、続けているよ。僕の仕事の約半分は、様々な雑誌や出版物に記事を書く編集者としての仕事なんだ。残りの半分は、コピーを必要とするブランドやウェブサイトのための商業的な仕事。最近では、ニューヨークのRizzoli社から出版されている本の仕事をいくつかしていて、とても楽しかった。また、オアフ島にある私の出版社、NMG Networkでは、私の小説『In the Seat of a Stranger’s Car』の増刷をしたよ。デザイナーのノア・エンバーソンが版の色を変えてくれて、とても素敵な仕上がりになったんだよ。地元の書店やブティックで販売されている本には、すべてサインが入っている。

BJ:とても素晴らしいね。それは早く欲しいな!最新作の続編は出るの?

Beau: この物語の続編をやりたいかどうかは、まだわからないなぁ。もし、大金を提供されたら話は別だけどさ・・・(笑)。でも…まあ別の小説の構想を練ってはいるよ。とってもゆっくりではあるけどね!少しずつストーリーは明確になっていってるかなぁ。これって要するに「次の小説にもっと取り組まないと」っていう意味だよね、ジェレミーさん(笑)

BJ:ファンはファンとして望むことを求めるんだよ、ハハハ。ところで、この2ヶ月間サーフィンをしていない気分はどう?

Beau:最悪だね。サーフィンは毎日のようにやってきんだから僕の生活の一部さ!まあ肩の手術のあとは(膝や腰と違って)少なくとも歩くことはできたし、タイピングもできた。あと、ジョン・ジョンになりきって、フープストラップを手に入れて、週に数回は向かいの友人の家でペロトン(エクササイズバイク)に乗って、完全なオヤジ体型にならないようにしていたよ。そうはしていても少しずつ変わってきちゃってるから、正面のビーチに行って大きなボードでパドリングを始めたんだ!初夏にはサーフィンができるようになると思うよ。娘が生まれたことで、いつもの「今日はサーフィンできるかなー」って不安な気持ちはなくなったけどね。

BJ:ははは、最近は活動的であればそれでいいよね。じゃあさ、Beau、君の執筆プロセスはどんな感じなの?

Beau :起きてコーヒーを飲む。サーフラインをチェック。またコーヒーを飲む。サーフラインの内容に応じて)2~3時間、サーフィンや執筆をする。またアイスコーヒー。2、3時間書く。その繰り返しですね。

BJ:サーフィンと執筆の他に、今やっていることはある?

Beau:ボディーサーフィンをするのが好きなんだよね。自分の町の近くの島にカヤックで行くんだけど。CoVidが流行る前は、1年の4分の1近くを旅していて、例えば2019年は、僕と妻の仕事のために、ジャワ島、バリ島、スンバ島、フランス、スイス、ルーマニア、イタリア、ベルギーに行ったよ。彼女は服飾デザイナーであり、デ・ラ・ロサ・ハワイのオーナーでもあるからね。

BJ:まじかよ! 凄い旅行の数だね、すごい! ルビーも世界を楽しみにしているんだろうね。さて、最後にもう一つ聞きたいんだけど、今後の予定やプロジェクトで楽しみにしていることはある?

Beau:そうだね。9月には「Big Wave Surfer」という大判のハードカバー本が発売されるんだけど、この本は、カイ・レニーとドン・ヴーとともに編集者として多くの仕事をさせてもらったんだ。Rizzoli International社から出版されるこの本は、とても素晴らしいよ(すでに先行発売している)。2月22日に発売されるもうひとつのプロジェクトは、『Wayward Journeys』という冒険旅行者向けのとても最高なガイドブックで、サーフィンやスケート、クライミング、バイクでベトナムやキューバ、セネガルなどを旅したい人のための、16の異なるクールな国を巡る旅行ガイドのようなものだよ。

 

このプレイリストを聴きながら、Beauの素晴らしい処女作『In the Seat of a Stranger’s Car』もぜひチェックしてみてください。