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トレッセルの町全体を巻き込み、話題を呼んだレリックサーフコンテスト。自身もサーファーで、仕掛人のJared Mellにインタビュー。

BANKS JOURNAL(のちBJ):実は、 “レリックサーフコンテスト”のことをまだよく知りません。このコンテストがアイディアが生まれた背景を教えて下さい。

 

JARED MELL(のちJM): 自分自身でもあまりわかってないんだ(笑)。そうだな……みんな、ロングボードのコンテストを見たいと思うんだよね。最近、世界中で開催されているし。例を挙げると、イギリスやニュージーランド、バリ、オーストラリア、そしてジョエル・チューダーが主催する“ダクトテープ”。特に、この大会がきっかけとなって人気を集め、ロングボードの大会が広まっていったんだ。そしてレリックサーフコンテスト。表現が難しいけれど、これはサーフィンというカテゴリーの中に位置する、ひとつのプラットフォームであり、新しい形のスポーツなんだ。

BJ:コンセプトやルールはありますか?

JM: ダクトテープとすごく似ているね。一本の波に2人で乗るんだ。ただ、そこまで決められたルールはないよ。ほとんどの人が南カリフォルニアで一緒に育ってきた仲間達だから、共通認識としてやってはいけないことを共有しているからね。僕らはこれを“ジェントルマンルール“と呼んでいるんだ。

今回のコンテストのセミファイナルでは、PickleとHarrisonの激しいパドルバトルになった。観客が目を離せないくらい2人は争っていたんだけど、激しい競り合いの結果、Harrisonが勝利。驚くほど激しい争いをしたのに、コンテスト後の2人の友情はいっそう深まったみたいだね。それも、この大会が細かなルールに縛られるのではなく、“ジェントルマンルール”を信頼してプレイできるからこそかもしれない。

 

(part.2につづく)

 

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