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WEST ADLERが住むのはLAの中心部から14マイルは有名な海辺の町、ベニスビーチ。 「アメリカのヴェネツィア」として打ち出され開発された街は、すぐ「スラムバイザシー(海辺のスラム街)」と呼ばれるようになった。 市民が思い描いた素晴らしい水路と運河は、すぐに目詰まりし、使用されなくなり、 腐敗した政治と汚れた金銭、そして暴力がこの街を象徴する言葉となった。    すべてにおいて混沌とした状況は、なぜかヒッピー、変人、パンク、サーファーなど、さまざまなジャンルが溶け合い合流する状況を作り出す。例えば、ホームレスであった後の偉大なミュージシャン、ジム・モリソンが最初の歌詞を書き始めたのはこの街。ジャック・ケロアックはこの土地をジャングルと呼び、 アンディウォー・ホルはこの現象をプラスチックと呼んだそうだ。

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そんな街に住むのは、West Adler。私たちは彼の家の前で待ち合わせをした。 彼は18歳で、ちょうど高校を卒業したばかり。古いベンツを運転し、私たちがお腹を撫でるまでどこまでも追いかけてくる子犬たちを飼っている。彼は暇さえあればサーフィンのことばかり考えているような、BANKS JOURNALの新しいメンバーにぴったりの人材だ。

 

(VOL.2に続く)

 

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