Stab’s Guide To The Year’s Most Superior Surf Trunks

丁寧なパターンプリントと機能性への信頼感、それがBANKS JOURNALのサーフパンツの印象だ。”60年代”というテーマのもと、ファッショナブルなサーファーへのスタンダードラインと、それよりもちょっとポップさを楽しみたい人への、遊び心のあるラインが出そろった。

テーマとなっている“60年代“は、サーファーたちがサーフパンツにデザインと機能性を求め、さまざまなプリントやデザインが生まれ出した時代だ。つまり、サーフパンツとファッションが密接に関り始めた黎明期の年代とも言えるだろう。サーフパンツが多岐に展開される現代に、デザイナーであるChris Schulstadがこのテーマへ取り組み続けていることにも注目したい。

Visitor 18-inch Recycled Poly/Cotton Stretch: BANKS JOURNALチームの愛用品

「60年代から70年代にかけては、サーフパンツの歴史上で最も感動的な時代でした」とChrisは語る。「そこから何十年と経て、現代はついに黄金期を迎えています。新たなデザインや機能性のバリエーションなど、あらゆる盛り上がりを見せているのです」

ただ、多様性を祝福するなかでも、一つだけ見過ごせないことがあるらしい。それは22inchのレングス、つまりひざ下のサーフパンツ。「22inchは機能的でもなければ、見た目もクールじゃない」、とのこと。

Business＆Pleasure Co 17 Recycled Poly/Cotton Stretch:Pleasure coとの新しいコラボレーション   

Pleasure coとコラボしたカモパターンプリントは、浜に落ちるパラソルの影がモチーフ。実際にペイントしたものを基にしたパターン生地となっている。これは、デザイナーのchrisが経験した、ロングボードマスターのJared Mellとの共同作業から生まれた。「現代の生地や技術で、60年代風のコレクションを制作したんです。これは、Jaredと彼のスタイルがあってこその試みでした。その結果、素材感・デザインを60年代的に再現しつつ、現代的な機能を備えたサーフパンツを作ることができました」

Wilder 16-inch Cotton Stretch Elastic:ゼネラルマネージャーの遊び心をインスパイア

ゼネラルマネージャーであり、Chrisの親友でもあるRama McCabeは大のヒョウ柄好き。このパターンはそんなRamaへのリスペクトから生まれている。Chrisがデザインを手掛けるもの、つまりBANKS JOURNALのプロダクトは、機能性とスタイルの完璧なバランスを取り入れている。この製品で言えば、ヒョウ柄を遊び心いっぱい、かつスタイリッシュに活かせるのは16インチのレングスだ。しかし、すべてのサーファーにとって一番機能的なのは17インチであることも、Chrisは頭の隅に置いている。「常に機能性とスタイルのバランスを考えてデザインしていますが、選択肢を迫られたときに選ぶべきなのは、機能性。これは個人的な見解ではなく、BANKS JOURNALの原則です」

ファッショナブルなスタイルを提案しつつも、機能性をおろそかにせず、完璧なバランスを創業以来保ち続けているBANKS JOURNAL。“60年代”をテーマにし、ラインナップを構築することで、フィロソフィーを見つめなおし、ブランドが持つ魅力に向き合い続けている。

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